なかなか心休まらない日が続いておりました
今日の記事は ぜひともワンコを飼っていらっしゃる方に読んでいただきたい!
で! 長くなりますので そうでない方はスルーでお願いいたします <(_ _)>
ニコが3月6日の朝 下痢と嘔吐を繰り返したのです💧
ワンコはよく そのようなコトが起こりますが
今回ばかりは 短時間でかなりの頻度でそれらが起こり
動物病院が開く時間を待って 受診したところ…
急性膵炎と診断されました
ココからは時系列でニコの様子を記します
1日目
レントゲン撮影(原因が誤飲かどうかも視野に)と血液検査をしたところ
リパーゼの数値が高く 急性膵炎と診断
病院で点滴と注射(5日連続)をし 車で連れ帰る途中、
今まで見たことが無いほどの痙攣に近い震えと息苦しさを起こし不安になり病院に電話をする。
副作用を起こすような薬では無いため様子を見て欲しいとの回答。
2時間ほど同じ状態が続いたが 少しずつ症状は軽度になったものの
腹痛が原因なのか 脚の震えは止まらない。
翌朝3時まで血便を伴う下痢を起こすが 嘔吐は止まる。
2日目
便の色が茶色に戻るが少し緩め
病院へ行き 2日目の注射。
昨日の点滴後の様子を話すと 医師から「点滴は止めます」との事。
いつもは食欲満点のニコが 弱い力でフードを口にする。
通常の半分量を与え 水も飲む。
3日目
少しずつニコの元気が出始める。
下痢も嘔吐も無し。
病院へ3日目の注射。
4日目
昨日より少し元気がなく心配になる。
しかし昨日同様 下痢も嘔吐も無し。
フードは全量を与える。
病院へ4日目の注射
5日目
安静のため散歩は行けず。
しかしお庭を少し歩く。
かなり元気になって来た。
5日連続注射の最終日で病院へ行く。
6日目
すっかり元気に!
急性膵炎からの復活でござる ⤴⤴⤴
さて 今回の急性膵炎という病気は…
膵臓内の消化酵素が突然活性化し 自分の膵臓自体を消化して炎症を起こす病気で
腹部に強い痛みを伴う事があります。
重度になると合併症を起こし 死亡リスクが高い病気であるため
早期治療が重傷となります。
急性膵炎の原因は 一般的には不明だそうで… 今後どう注意すべきだろうか…
しかし下記のような原因を記している記述もあり
①脂っこい食事や肥満 (我が家ではあてはまらず)
②ストレス 疲労 (もももしや 先日の写真館で大暴れが原因か?)
今回 ニコが5日連続注射したのは
5年ほど前に新しく出た“ブレンダ”というお薬で
その前までの急性膵炎の治療法は 1週間ほど入院して
①輸液療法
②絶食 絶飲
などがメインだったようです
となると甘えん坊大将のニコの場合
以前の治療法で 1週間も家族と離れ入院となると
それ自体がストレスになって 大変だっただろうなぁ…と💦
新薬“ブレンダ”の登場にこの場をお借りして
ニコと一緒に最大級の御礼を申し上げたい <(_ _)>
しかし今の時代 今更だけど本当に便利!
いろんな事がネットで調べられるものね
その反面 怖い文言の記述もあったり 急性膵炎というのはとにかく恐ろしい病気なんだ!!!!と
思い知らされました
はーっっっ
ふーっっっ
ニコ 治って良かったね 本当に!!!
…と思っていた矢先の出来事
ニコのおしっこシートに少量の血が付いてるではないかーっっ!
もうね 急性膵炎でとにかく自己判断や軽く考えるのはNG!と思い知ったので
シートの血尿写真を撮り シートも持参し
すぐに病院へ連れて行った=3
膀胱炎疑いで 尿検査が必要となり
尿を採る容器を渡され帰宅
翌日 ニコの朝一のオシッコを採り病院で検査してもらった所…
院長先生が笑顔で
「ニコちゃん 尿の中に細菌も血も混じってなかったですよー⤴」と!
もーもー 本当に良かったわ
“犬の血尿“をネットで調べると 一度でも血尿が出たらすぐ病院へ!という記述が多いです
というのも 血が溶けて出ていて目視できなかったりする場合が多いそう
しかし今回のニコの場合は 大事には至らなかったようです
今日は この写真を一枚だけ
コレはね 一日目の辛かった夜(´;ω;`)
いつもはワタクシ 二階で寝てるんだけどお布団を下におろして来ました
夜中三時頃までは床に寝ていたニコ
ようやく落ち着いてお布団に上がって来たのを見て
少しだけホッとしたのでした
胸をなでおろして急性膵炎完治と血尿騒ぎから4日目の今日
それでもいまだにワタクシのドキドキは続いております
やはり原因が解らない病気というのは
注意のしどころが読めなくて不安
けれども東京の動物病院の院長先生の 急性膵炎に対するこんなコラムを見つけ
その通りだなぁ…と嚙みしめている
↓ ↓ ↓
今回のように降雪や台風、雷のような気候変化、普段は来ないお客様が続いたり、お子さんが遊びにきたりする人為的な変化、普段とは違うことが全て引き金になる可能性があります。 ですから「なんでなったのか?」を探るのは難しく、「なってしまったからにはきっちり治療する」というのが重要
少しでもアレ? おかしいな? と思うコトがあったら
話す事が出来ないコのために
とにかくしっかり観察しなければ! と思う一件でございました
今日は 長ーい記事にお付き合いくださってありがとうございました
それでは シーユー